震災と「こけし」

今日はちょうど震災から一年。
去年の今日は高層ビルの48階にいました。
机の引き出しは飛び出すし、
本は倒れてくるし、
エレベーターは止まってしまうし、
船みたいに揺れるビルの中で、何が何だか分からなかったことを思い出します。
傍にいてくれた人たちのお陰で、恐怖が薄らいだことも。

実家がある栃木県も揺れが大きく、
父がコレクションするこけしも、ほとんどが倒れたそうです。

こけしコレクションの為か、昔から家族旅行は東北地方ばかりでした。
特にお隣の福島県は、よく訪れた場所です。
こけし祭り・こけし宴会に参加し、こけしビンゴ大会で盛美津雄のこけしを当てて拍手喝采されたことも、とても良い思い出です。

今回の震災で好きな場所が大変なことになっているのを知ったときは胸が潰れそうでした。

私の中では、東北地方=こけしです。
真鶴アートミュージアムでは、「ここに来れば「こけしが分かる」展」が昨日から始まりました。
今、若い女性を中心に、こけしに熱い視線が注がれています。
この動きを更に勢いづけ、間接的な形でも東北地方を応援できたらと思います。

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